上野公園の桜の開花予想はいつも3月下旬ころ

上野公園の桜は有名

広大な敷地に多くの植物が植えてある上野公園。中でも桜は有名で時季が来ると各所に植えてある桜があちらこちらで開花し人々を楽しませます。お花見の定番スポットとしても広く知られており多くの花見客で賑わいをみせる風景もおなじみです。

上野公園に張り巡らされた道の両脇に植えられた桜は散策がてら歩いて見ることもできます。立ち止まりじっくりとピンクの花びらの下で眺めるのもひとつの楽しみ方かもしれませんが、どこまでも続く桜並木はどこまで行っても変わらないピンク一色の風景を作り出しています。 そんな空間を歩けるのは上野公園ならではといっても過言ではありません。

また上野公園の桜を大切にしようという上野の人々の気配りも垣間見え、桜の樹にそって張られた提灯はどこか華やかな印象を与えてくれます。

開花予想は大体3月25-30日と下旬

例年通りだと上野公園の桜は3月下旬に開花するようです。そこから徐々に花を広げていくことを考えると見ごろは大体4月以降になることが予想されます。春の陽気が一段と感ぜられる中での花見になり年度初めの新しい気持ちに浸りながらの花見になりそうです。

写真は中旬の上野公園の風景ですがいまひとつ開花しきっていない感じがします。所々ちらほらと咲いている場所もありますが見ごろといえる場所は多くありません。 きれいな桜の葉を見るのであれば4月に入ってから見に行くのがベストといえます。

3月中旬でも公園内の場所によっては桜が見ごろ

上野公園の桜は開花が3月下旬で見ごろは4月中であると書きましたが、場所によっては3月中旬でも見ごろになっている場所がいくつかあります。

五條天神社などは境内の桜が大きく枝を伸ばし枝葉の先まで花びらが綻んでいます。経年の古さを感じさせる五條天神社の社殿と桜とのコントラストは衒いのない質素な彩でこの時季しか見ることができないはずです。 遠くまで続く桜並木も上野公園の魅力ですが、園内の各スポットと桜の組み合わせという場所によって違った桜のある風景を楽しめることも見過ごせません。