松崎鉄之助の句碑

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松崎鉄之助の句碑

「富貴には遠し年々牡丹見る」

上野公園に訪れたついでに上野東照宮による。時間も差し迫っている感じだ。門をくぐり東照宮へと参道を歩く。その脇に松崎鉄之助の句碑がある。というか3人分の句碑があるのだがいずれも俳句の意味はさっぱり分からない。

周囲は灯篭が立ち並び参道としてはやや重厚な感じで、いずれの灯篭にも葵の御紋があしらわれているから徳川感にあふれている。松崎鉄之助の句碑を正面から眺めようとすると大きな5重の塔を背景とすることになる。 そのためか俳句がやや古風な感じを帯びている。俳句が描かれているらしいがミミズみたいな字で全く分からない。何とか読んでみたがおそらく牡丹がらみでこの上野東照宮に設置されているのだろうと邪推。 しげしげと松崎鉄之助の句碑を読む俺の後ろを参拝者が足早に通り過ぎて行った。だから俺も帰ろうと思った。