素盞雄神社は荒川区南千住にあり雛人形がきれい

  1. home
  2. 南千住の風景一覧
  3. 素盞雄神社は荒川区南千住にあり雛人形がきれい

素盞雄はスサノオと読む

素盞雄神社への行き方は南千住駅から徒歩で行くのが最短アクセスルート

展示される雛人形の数は壮観

商売繁盛、家内安全、ご利益色々

荒川区の素盞雄神社の読みは「スサノオ」です

素盞雄神社と呼ばれる神社は日本各地にあるらしい。東京では荒川区の南千住にあり大通りに面した場所にある。国道4号線と隅田川に挟まれるようにして静かに佇んでいる。

大通りの喧騒が激しいのと対称的に素盞雄神社はいたって静かな空気が漂っている。ざっと見ても境内は広く大きな木に懸けられた絵馬や願いのこめられた小さな旗が目を惹く。 大きな傘や特別に誂えられた雛人形の雛壇の赤が質素な空間の中で一際目立っていた。

手水舎

細やかな心遣いを垣間見ることができる素盞雄神社の手水舎。こうやってお茶碗まで用意されているところはなかなか見たことがない。

狛犬

素盞雄神社の狛犬はなんだか荒々しい。頭から尻尾の先まで波打っている様は犬を通り越して獅子のようになっている感じ。 何か食べ物を備えたいくらいである。

絵馬

お母さんと子供が描かれている気がする。スサノオ神社の絵馬は家内安全なのか?小さなのぼり旗にも家内安全が祈願されていた。 よくよく見てみると名前が書かれてある。生まれてくる子供の名前っぽいのでやはり安産祈願とかだろう。

アクセスは南千住からが近い

素盞雄神社への行き方は南千住駅を利用するのが最適といえる。駅から出て国道4号線をめざし北西方向へ歩くのが無駄のない素盞雄神社へのアクセス方法だ。

また素盞雄神社周辺の地域を散策するのも楽しい。特に三ノ輪では活気あふれるアーケード街があり色とりどりの商品が売られている。その脇にあるのが都電荒川線であり昔の面影残す車両は嘗てのこの地域の姿を今に伝えている。 何よりも現役であり小さな車両は人々のアクセス手段として活躍している。

こうした独特の地域の中で人々の拠り所となっているのが素盞雄神社である。

雛人形の数は壮観

私がちょうど訪れたとき素盞雄神社には雛人形が飾られていた。人形自体は一般家庭にありそうな面々だが驚くべきはその数である。何段にもなる雛壇に夥しい数の雛人形が飾られており絢爛たる風景が広がっている。 素盞雄神社を包むどことなく慎ましい雰囲気からか、赤一色の敷物も本来なら華美に映るはずだがどこか落ち着いている感じがする。

人形もよくよく見るとその顔や作りも異なっている。上段のほうへ目をやるとよく見る一般的な雛人形がある。多少多めであるお内裏様などは専門の人が趣向を凝らした雰囲気が漂っている。 一方下段になると人形がどこか丸みを帯びてデフォルメしたようなつくりになっている。雛人形というよりは子供が日常的に持ち運ぶような親しみやすい雰囲気の人形たちだ。 そんな姿かたち違う雛人形を上から下へと順に見ていくのも楽しかった。

商売繁盛、家内安全、ご利益はいろいろあるみたいです

素盞雄神社を訪れると真っ先に気づくのが願い事が書かれた小さな旗である。「祈願」と太字で書かれた下に商売繁盛や家内安全といった文字が書かれている。 素盞雄神社のご利益は正確にはわからないが、とりあえずいろんな願い事を託すことができるようである。そんなことを裏付けるように旗はいたるところに建っていた。中には2つ以上願い事が書かれた旗もあり素盞雄神社に対する思いを垣間見ることができた。