北品川駅(品川区)の駅前と周辺、最寄りの場所
北品川は品川区にある
品川駅は港区
見出しを読んできょとんとした方もいるかもしれない。実は23区南の玄関口ともいえるターミナル品川駅は港区にあり品川区にあるのではない。一方で京急本線の途中駅にすぎない北品川駅は品川区にあるのである。多少皮肉めいた現実なのかもしれないがその理由はここで深く立ち入らない。そして品川駅の南に位置するが北品川駅なのである。
小さく収まった平屋的駅
品川駅と相反し北品川駅は圧倒的に小さい。一方で喧騒も少なく近隣に住む人々の生活の足として機能していることが窺える。駅前面にとめられた自転車の様子からも見て取ることができ小さいながらも地域の暮らしを支えていることがい窺える。決して華やかな駅ではない。しかしどこかゆっくりとした時間の流れる駅であると感じた。人の波が改札からあふれるといったことはない。駅を出る人はいる人の足取りは東京の駅には不相応で忙しくなかった。だから北品川駅はゆっくりとした駅だと思った。休日に見た限りでは。
駅前には歩道橋と自転車置き場
改札を出て目にするのは止められた数台の自転車と歩道橋、自動車の走る国道15号線であった。飲み屋などは見当たらない。
歩道橋は大崎方面へ
北品川は大崎へとほど近い。歩いていくのであればこの歩道橋を使用すると便利である。訪れると女子高生が歩道橋を歩いていた。見下ろした道路は車が走っている。南へ進めば横浜へ、北へ進めば品川へ行けるのだろう。
自転車が止まっていた
契約しているのかどうかは定かではない。こうした止め方を見るのは東京では珍しいのかもしれない。品川と聞けば都心に属するが少し歩くと風景が変わってくるのが不思議である。それはおそらく人々の心も変わってくるのかもしれない。
国道は第一京浜と呼ばれる
国道15号線は第一京浜と呼ばれる。トラックを始め事業用の車両が絶え間なく通過していた。近くには埠頭もあることからこうした車両の多さは日常的であると思われる。いろんな車がいろんな風に走りすぎていく。子供を連れて眺めることもできる。
御殿山へと行きやすい
山の面影はない
北品川から大崎方面に行くと御殿山がある。山というが登るという印象はない。標高が徐々に徐々に上がっていくといった感じだ。そして頂上だろうと頃からは何も見えない。しかし公園になっており休むことができる。起伏に富んだ道が大崎方面へと伸びている。車の往来は少なく道で子供が遊んでいた。そこまでいくと住宅街の印象が強くなり実際マンションなどがすっと建っている。
春に桜が咲く
御殿山には桜の木が植えられており満開の桜が咲く。周囲は高い建物が多くどこか薄暗いがその暗さが桜の淡いピンク色を慎ましくさせていた。