谷中銀座のゴールデンウィーク

谷中銀座のゴールデンウィーク
谷中銀座のゴールデンウィーク

連休で活気ます下町風情

普段から観光客が多く訪れる谷中銀座だがゴールデンウィークのような長期連休ともなると一層多くの人が詰めかける。近年では外国人観光客の来訪が目立ちその姿を多く見かける。東京というと絶え間ない道路事情や分刻みの電車など忙しいイメージが付きまとう。しかしここ谷中銀座はそうした忙しさとは無縁で人情が織りなすゆっくりとした時間とに浸るには最適な場所かもしれない。

春の温暖な気候

ゴールデンウィーク中は温暖なことから歩くのが苦にならない。夏場であると日差しが強く日陰等の涼をとりにくい谷中銀座は敬遠したくなるが5月初旬は歩いて回るのに適温である。ただしアーケードなどはついていないため急な雨などには注意が必要である。

その年の気候によっては暑さも

暦の上では春の後半であるゴールデンウィークであるが年によっては暑さが厳しい時があり思わず半袖になりたくなるかもしれない。年々暑くなっていく東京なので一応暑さ対策はしていくべきである。日暮里駅周辺にはコンビニもあるので必要なら飲み物も買える。谷中銀座からも遠くないので手ぶらで飲みたくなったらコンビニに駆け込む形でもいいかもしれない。ただし夕焼けだんだんを駆け上がるのは少々根気がいる。

賑いの一方で混雑も

谷中銀座の混雑
谷中銀座の混雑

谷中銀座は東京でも知られた観光名所でありゴールデンウィーク中はどうしても混雑は避けられない。さすがに新宿や渋谷の満員電車のような人の数ではないが観光名所としての認知度の高さ故多くの人が押し寄せる。

細い路地と狭い店舗

谷中銀座が混雑する原因は細い通りが遠因しているかもしれない。車一台が通れるくらいの道幅は人の行き違いを困難にさせ歩くスピードを自然と落とす結果になる。それが谷中銀座の魅力ともいえるかもしれないが実際人の波にのまれてみるとその否応もなく流される事実に言葉を失う。併せて狭い店舗も原因の一つかもしれない。谷中銀座の店舗面積は狭くコンビニの半分以下がほとんどのように思われる。また店先に土産物を並べるのでどうしても店の奥へと足を運ぶことができない。そのために店の前に人の列等が生じやすくただでさえ狭い道幅をより狭くさせることになる。

逆方向への進行が大変

谷中銀座の混雑は上記のとおりであるがもし通りを歩いて日暮里へと戻りたいと思ったとき人の波をかいくぐり駅へと向かうのはなかなか骨がいるかもしれない。時間帯にもよるが狭い通りに方向に従った列ができていることがある。こうした光景は東京の観光名所でそれほど珍しくないが人の流れにうまく合わせようとするのは存外難しい。地方出身の人間がその光景を見ると驚きを隠せないのが事実である。

夕焼けだんだんの上はほぼ混雑はない

混雑が最も激しいのは谷中銀座の通りであって夕焼けだんだんの上、日暮里までの通りはさほど混雑しない。通りも広く車の往来もないのでゴールデンウィーク中でも気兼ねなく歩くことができる。ただし階段の上から眺める谷中銀座の風景はよく知られた風景となっており写真を撮る人が足を止めやすいので時間帯によっては混雑が見られるかもしれない。