甲州街道(八王子)の銀杏並木へのアクセス | 高尾駅とシーズンについて

甲州街道に延々と続く銀杏並木

秋になると東京各所で銀杏並木が色づく。八王子の高尾駅近くにある銀杏並木通りも有名な場所の1つであり色づいた葉が甲州街道沿いに延々と続く様は他でもあまり見ることはできないだろう。俺が訪れたのは10月下旬。見ごろの時期よりだいぶ前だったが場所によっては1本の木が黄色く染まっていたりもしたし銀杏の葉が落ちていたりもした。

ここに来た目的は高尾山へと向かうためである。西八王子付近から高尾山へと徒歩で向かったのだが銀杏並木が途切れない。甲州街道と呼ばれる国道3号線は八王子を貫き山梨へと向かう。東西に伸びるこの道の銀杏並木は本当に長かった。そして並木の脇にある商店や家が営む生活空間がまた何とも言えない。東京ならではの忙しさは感じられずマイペースに時間が紡がれている感じがする。それもこの道でずっと遠くへと続いている。

並木町という名前

西八王子付近の銀杏並木のある場所を「並木町」という。その並木とはこの銀杏並木のことなのかと思いを馳せる。もしそうだとしたら町名にもなるこの風景に親しんでいるここに住む人とのかかわりを感じる次第である。

アクセスは高尾駅もしくは西八王子駅

様々なアクセス方法があるが電車を利用すると手軽に行くことができる。銀杏並木は大体高尾駅から西八王子駅付近まで続いているのでいずれかの駅で降り徒歩で向かうことが可能。しっかりと歩道があるので自分のペースで銀杏並木を見ながら漫ろに歩けたりもする。都心から離れていたりするためか人が見る人は少なかったが時期になるとどうなるかは定かではない。それでも広い歩道であって車の往来も激しくないため静かな時間の中思い思いに銀杏並木を見ることができるのかもしれない。高尾駅にはJR中央線と京王線が乗り入れる。乗り換え不要の電車もあり新宿から1時間もかからず向かうことが可能となっている。

マイカーは駐車場所の確保が難しかった

車で向かうこともできなくないがマイカーだと駐車場の確保が難しかったりするのでお勧めではない。これは実体験に基づく。都心から離れているとはいえ高尾山付近は有数の観光地であり料金が高かったり場所が限られていたりする。銀杏並木を時間かけてゆっくりと歩くのであれば電車で向かうのが最良と思われた。しかしあの銀杏並木を車で走り抜けたいという衝動もあったりする。

紅葉のシーズンは10月下旬で見ごろは11月に入ってから

10月下旬に訪れた時銀杏の葉は黄色くなり始めた頃であった。11月中旬に銀杏祭りが開催されることを考えると見ごろは11月に入ってからとなるだろうか。実際目で確認していないので定かではない。ただし先述の通り場所によって咲き方にムラがあったりもするので場所によってはシーズンを過ぎている場所があるのかもしれない。ただあれだけの本数なので1本そこら見納めだったとしても問題ないと思える。