銀座の元旦 | 混雑や交通状況

元旦の銀座
元旦の銀座

静かだった元旦の銀座

銀座、それも祝日の銀座と聞けば歩行者天国とそれを歩く多くの人を思わずにはいられない。おそらく国内外の多くの人がそう思うことだろうし私自身初めて見た時は祭りでもやっているのかと思った。そんな印象を抱く俺が1月1日の午後元旦の銀座に赴く。

交通状況-歩く人はすくなく車の往来もいつもより少ない

人がいるにはいるがいまいちパッとしない。歩行者天国は開設されておらずタクシーなどの車が道路を行き交っている。その車の数も疎らでいつもの慌ただしさが感じられずマイペースに日本橋のほうへ走っていく。観光客らしき人もいるにはいるがそんなに多くない。しかしはとバスが停車しているところを見るとそれなりに来る人がいるのだと思う。人通りの少ない歩道で海外から来た子供が走り回っていた。

新年の銀座は混雑していない

祝日とはいえ元旦の銀座の雰囲気はやや特殊である。総じていえば元旦の銀座は静かだった。気ままに散歩するにはちょうどいい静けさである。ここに訪れる人も静かだしここで働く人も店も静かだった。混雑などどこにもない。交差点もみんなゆっくり歩いている。それは寂寥というよりは静謐であって静かに新年を過ごそうという思いが皆に共有されているのではないだろうかと邪推してみる。そのあたりは東京ならではというべきではなかろうか? 地方だとチェーン店が元日営業などをやって少しでも売り上げを伸ばそうと齷齪している。銀座は休むべき日には休んでそれを顧客側も受容していたりする。なぜか地方の客と呼ばれる人たちにはそういったゆとりみたいなものがない。そう言う俺は地方が嫌いである。それにしても銀座の日差しは温かみの感じられない日差しである。

国旗

国旗が掲揚されていた。こうした光景は青山などでもみられる。東京だとこうして祝日に日の丸を掲げるところが多い。そしてどこも整然としている。

新年の銀座
新年の銀座を歩く歩行者

店の営業状況

初売りなどはやっていたかどうかは定かではない。おそらくやる店もあればやらない店もあるといったところが実情だろう。地方とかの百貨店では店頭に並んで福袋を買いあさる光景が毎年の恒例行事になっている。日の傾いた午後に訪れたのだがそういったものも見受けられなかった。道行く人の手に福袋がないのを見るとやっぱり大々的に初売りはやらなかったのかなと思う。あくまで推測。